【安全靴レビュー】 DAKOTA TARANTULAⅡ ~毒蜘蛛の名を持つカナダの安全靴~
eBayでオーダーしていた日本未発売の安全靴がアメリカはペンシルベニア州から到着。
ようこそおいでまし。遠路はるばるお疲れさまでございました。
アメリカから来たけどカナディアンな本日のお客さま。
DAKOTA TARANTULAⅡ
8ホールブーツ【スチールトゥ∔スチールプレート甲プロテクター】
DAKOTAっていうワークブランドなのですが調べるに1977年創業のカナダのメーカーらしいです。
プリンセストラヤさんのオシャレなブランドでもウエスタンブーツのメーカーでもありません。
って感じの漢のブランドなのですよ、ワークブランドであるDAKOTAは。たぶん。
ちなみにアマゾンでDAKOTA + BOOTSで検索すると出てくるブーツがロッキーでした。
イーストウッドさんとかブロンソンさんとかカッコイイですし大好きですがウエスタンブーツは私は趣味ではありませんのでよくわかりません、ごめんなさい。
たぶん(いやかなりたぶん)日本ではまったくもってして無名なメーカーなのですが、このイカツくてゴツい安全靴をネットで見かけて、是非とも手にしたいっ!!と物欲が沸々と暴れてしまいましてですね、購入してしまいましたワケですよ、はい。
日本ではだいたい甲プロテクターは別売りで市販されていますがさすがは大陸。最初から付いてますよ、安心してください。
足の甲プロテクターって格闘技やってたときはよく甲を痛めたので、練習の際にプロテクターをつけてましたけどお仕事用にもあるんですね、当たり前田のクラッカーなのですけど。
足の甲ってそこまでガードする必要がある???って思われがちかも知れませんが意外とモロくて治りの遅い泣き所ですよね。
ですよね。ですよ、たぶん。
ちなみに私、ハードな現場でお仕事をしていた頃に重作業用の安全靴を履いていたにも関わらず足の甲をやってしまい退職後半年くらいチンバ引いて不自由に歩いていたことがあります。
備えるに越したことなし!!
たぶん。
とりあえず気をとり直して、メーカーの紹介文を訳しながらご紹介をば。
・LEATHER UPPER WITH PU COLLAR
【レザーアッパー、襟とタン部分にはPUを使用】
まぁまぁ無難にこんな感じなのかと。
ビンテージのお飾りスニーカーと違ってPUの加水分解が始まる頃には既にぶっ壊れてゴミになっている安全靴なので、まぁまぁ無難にこんな感じなのかと二度言ってみたり。
・DURAGUARD®
Advanced protection extends the life of the footwear
【衝撃吸収の合成ゴム】
この部分(甲プロテクター)に使用している素材かと。
甲からつま先の鉄板部分にかけて使用されています。
そして甲の部分に鉄板が「DURAGUARD®」という合成ゴムにサンドイッチされているというワケなのです、たぶん。
こんなモノなのでしょうが画像でわかる通り、わりと薄いかなと。
破損の早いつま先部分においてはたぶん重作業現場でなくても1ヶ月と持たず潰れるかなと。普段履きなら別として。
あまり聞き慣れない素材だったので調べてみたら、どうやら日本でメジャーな素材「ネオプレン®」に近い素材かと。
ちなみに「ネオプレン®」はデュポン社の商標ですので他社の同等素材なのかもしれませんね、テキトーなこと書いてますから間違ってたらごめんなさい。
「ネオプレン®」の正式名称である「クロロプレンゴム」は天然ゴムに比べると耐候性、耐熱性、耐油性、耐薬品性に優れていて、Oリング、ベルトコンベア、ロール、ライジング、ウェットスーツ、電線被覆などに使用される素材なのらしいです。どうでもいい豆知識。
・T-MAX® INSULATION
Our lightest, warmest insulation
「T-MAX®」はポリエステル繊維で、非常に軽量かつ保温性に優れた素材らしいです。
靴の内側に貼ってあるグレーの生地のことですかね?
日本より寒さの厳しいカナダでは靴に求められる機能として足の保温性は欠かせないのかと勝手な想像。
・FRESHTECH®
Antimicrobial, stays fresh
インソールの表面に使用されている速乾性に優れた生地らしいです。
足形が残ったお世辞にもフレッシュとは言い難い汚いインソールでごめんなさい。
インソールに関しては元から入れ替えるつもりだったので実質の評価外ですかね。
とりあえず一度は性能を試してはみたいので写真撮った後に熱湯と重曹で洗浄。
後の期待です。
・QUAD COMFORT®
A minimum of four components provide superior comfort
インソールを含めた4つのソールから構成されたソールのようです。
「QUAD COMFORT®」のロゴマークであるQが刻印してあります。
拾ってきた画像ですので著作権侵害していたら申し訳ありませんがこんな感じらしいです。
なかなか良さげな感じですが、どうなんでしょうかね。
長いお付き合いをしてからの感想になりそうです。覚えていたらですが。
・DRI-TECH BREATHABLE AND MOISTURE-WICKING LINING
給水速乾効果のある裏地を使用していると。
足のムレる安全靴、ましてブーツなのでそのくらいの配慮はやはりして頂きたいです。
・REMOVABLE COMFORT INSOLE AND CUSHIONED EVA MIDSOLE
取り外し可能なインソールとEVA樹脂のクッションミッドソール
EVA樹脂は(Ethylene エチレン)(Vinyl Acetate ビニールアセテート)(Copolymer コポリマー)の頭文字を取った略称で衝撃吸収のメリットを生かし靴のソールやスポーツプロテクターなどによく使われています。
とどうでもいい豆知識的なのもどうでもよく、取り外し可能なインソールもEVA樹脂ソールも、もはやクッションソールの常識になりつつある感じです。
ただ履いた感じ、たしかにクッション性はかなりいい感じです。
地面の感覚が必要なお仕事には向いていない感じではありますが。
私の場合、踏み抜き防止インソールは必需品のため、地面の感覚など評価ポイント少ないなんですけど、えぇ。
ちなみに私、踏み抜き防止インソールは鉄板と違って僅かに感覚があって硬くないのでこれを愛用しています。
ちなみにちなみに現在の私のお仕事、軽作業なので重作業現場でもこのインソールが耐えれるのかは知りませんけど。
そこまで重たくない作業現場でお仕事される方には is-fit お薦めします。
・TARANTULA ANTI-SLIP
Engineered to help prevent slips and falls
タランチュラ アンタイ スリップ!!
ネーミングがすごくカッコイイけど、普通の靴底に見えてしまう。
カナダにも安全靴の耐滑性基準値とかあるのでしょうかね、あるんでしょうね。
これもお仕事で履いてからのお楽しみとさせていただきますです、はい。
・SAFETY FIRST
CSA Grade 1 steel toe and plate, ESR - Electric shock resistant
左側のグリーンの三角マークが「Green triangle with CSA symbol」といってカナダでスチールトゥとプレートの耐衝撃性能クラス1をクリアしている物ですよと証明するマークらしいです。
右側の「MΩ」は絶縁性能の証明かと。
こういう普通はダサい国の基準値マークを安全靴につけるのに、ここまで金を掛けるのかっ!!っていうところがカッコイイと思います。何だか誇らしげでカッコイイ。
見た目に騙され易い私であります。
・LACE-UP STYLE
特に変わった特徴でもない紐の編み上げスタイルです。
が、靴紐の先にはちゃんとスチールキャップにDAKOTAとプリントが。
こういう細かいコダワリが私は好きです。
・SUGGESTED END USE
Primary industries, foundry workers, heavy construction
すげー激しい現場でも大丈夫ですからみんなにお薦めしますよーって感じで。
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とまぁ、だんだんテキトーな説明具合になってまいりましたので、
そろそろ個人的な感想に入りたいのですが。
このゴツい見た目、やはりかなりの重量がありまして。
片足だけで1,350gあります。
軽量の安全靴で片足300~500gくらいかと。
重作業用のブーツ安全靴でも片足1,000g前後かと。
比較するならば、一般的なエンジニアブーツよりちょい重いくらいでしょうか汗
リアルな性能に関しては、まだお仕事で履いておりませんので何とも言えませんが、
私のお仕事が基本的に現在軽作業なので不向きであること間違いなしです!
まぁゴツくてカッコイイ外観なのでとりあえずは普段履きにしようかと思いますです。
んー・・・何だかスキー靴みたい。。。
というワケで。
本日の安全靴レビューはカナダのワークブランド
DAKOTAのTARANTULAⅡでございました。
最後までダラダラの駄文にお付き合い頂きましてありがとうございました。